2020-07

コラム

【歴史事件篇】一体何が!?「デジタルヘロイン」と呼ばれた中国ゲーム業界が政府の補助金を受ける程になるまで。

以前の記事では、2000年前後のゲーム業界への当たりのキツさをお話して来ました。社会背景から子供達に悪影響を与えると言われていたゲーム業界。関連当局も「遊技機禁止」など一連の政策を打ち出して来ました。 【歴史事件篇】アニメより悲惨だ...
コラム

【歴史事件篇】アニメより悲惨だった当時の中国ゲーム業界:「デジタルヘロイン」と呼ばれた過去(下)

前回の(上)では「遊戯機禁止令」が出てきた背景に関して、どの様な社会現象が有ったのかをお話ししました。では禁止令が出てきてからはどうだったでしょうか? “時間が解決する”事も無く、禁止令が発動されてから2年後、ゲームの汚名は更に深く...
コラム

【歴史事件篇】アニメより悲惨だった当時の中国ゲーム業界:「デジタルヘロイン」と呼ばれた過去(上)

2019年、中国のゲーム産業は約2300億元(約3.5兆円)規模となっており、ゲームユーザー数は6.4兆円ととても大きな一大コンテンツ産業をなっています。 数字だけを見るととても楽観的に見えるでしょうが、今日の中国ゲーム産業がどれだ...
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【今流行りの中国ゲーム】水墨画風の古風な街開発&経営ゲーム「江南百景図」をやってみた。

こんにちは、み~なです。 最近、周りで遊んでる人が多くて薦められて遊び始めているゲームが有るんです。それが2020年7月2日に中国でリリースされた椰岛工作室によるスマホゲーム「江南百景図」。 リリース後に中国アップルス...
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【ブログ報告】30記事毎日更新達成!改めて、皆様へのご挨拶

こんにちは、中国で日本アニメに携わるお仕事をしております。み〜なです。 本日ブログを立ち上げて丁度一ヶ月が経ちました! 正直衝動的に始めたブログですが、まさか一ヶ月目で1600pvに達するとは思いませんでした! 所々変な...
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【中国アニメ映画】2019年、個人的に「ナタ」より衝撃を受けたアニメ映画「羅小黒戦記」に対する感想

2019年の夏休み、「ナタ」の成功は中国アニメ映画業界では本当に歴史的な大快挙と言ってもいいだろう。 その成功の原因は私の他のブログ記事でも紹介したのでここでは割愛するが、それはとても「ハリウッド的」な路線であり、派手な3Dのクオリ...
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【中国コンテンツ市場】“下沉市場”という概念を知らねば判らない、“何故内容の薄いコンテンツがこんなに多く見られているのか?”の真相(下)

前回は、(上)にて中国の“下沉市場”とは?そしてその特徴をお話ししました。 下沉市場が何処を含むのかの定義は各社微妙に違いますが、大まかの印象は理解出来たのではないでしょうか? “下沉市場”自体は資本圏から流行り出した新しいワ...
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【中国コンテンツ市場】“下沉市場”という概念を知らねば判らない、“何故内容の薄いコンテンツがこんなに多く見られているのか?”の真相(上)

もし海外の方々で中国コンテンツ市場を観察する時に、“え、こんなダサいコンテンツ、なんで作ってんだ?”、“うわ~内容スッカスカ”と思えるような小説、漫画、アニメ、ドラマ、ショートムービーなどに多く出会うはずです。しかも、なかなかヒットしてい...
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【中国映画】中国の有名MC、ライブコマースで映画チケットを売る。1万枚のチケットが瞬時に売り切れ!

2020年7月20日、本日は映画館が179日の閉館を耐え凌ぎ、ようやく開館が出来る初日となります。そんな中、作品は、映画プラットフォーム・媒体は、そして観客がどの様な事を行い、どんな反応なのかをお話していきます。 ■ 作品 映...
アニメ

【中国アニメ映画】“善者を殺し悪を生かす”道教哲学を含む独特な世界観のPG-13中国アニメ『妙先生』,7月30日劇場上映決定!

本来2019年の大晦日に上映予定だった作品『妙先生』。カウントダウンのビジュアルが”あと2日!”まで公開されたのに、上映前日で”撤退”しました... そして予期せぬコロナの襲来により、1月の下旬より中国全国の映画館が閉館。 “...
アニメ

【注意喚起】“中国でアニメのテーマパークを作らない?”の背景知識

もし、 中国でアニメのテーマパークを作りたいから作品のライセンスを取得したい といった話が来たら。 今日この記事を書くのは、中国アニメ業界人にとっては結構常識的な事では有る情報を日本のアニメ業界の方々が情報が少な...
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【ファンエコノミー】中国ネット文学:もはや作品単位のネットサロン!作品自体もファンと作り上げていくものに。

これまで、色々と時代背景メインで中国ネット文学を語って来ましたが、正直ここからが個人的に一番面白いと思う展開です!これまでのネット文学シリーズの記事は大まかな背景をざっくり述べただけで、ここからが本題かなと。 もし中国ネット文学につ...
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【歴史背景:収益篇】収益は何処からくる?中国ネット文学の収益モデルの構築と変化の歴史を振り返る

今日のお話しを始める前に、勝手に中国ネット小説の作家を大まかに4パターンに分類します。 1)一軍作家:一握りのトップ契約作家。プラットフォームがにこやかに挨拶してくる。億プレイヤー。 2)二軍作家:ファンがある程度ついている。...
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【二次利用】ネット文学原作作品の汎娯楽戦略:2019年現象級作品2選

中国で社会現象並みに注目されているドラマなどは、韓国やタイなどでは少し遅れて話題になったりするのに、日本では中国と接点が有るエンタメ業界で働く人でさえ、全然名前さえ聞いた事が無い…最近しみじみ感じた事です。 それはともあれ、今日はネ...
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【政策】中国ネット文学市場の政策歴史から見るコンテンツ業界の政策ロジック

今回のブログを書くにあたり色々とネット文学に関する政策資料を調べてみましたが、結果思ったことは、やはりエンタメのその他業界(ゲーム、ドラマ、アニメ)でも既に常識化した流れを大凡共に歩んでいるのだな、という感想です。 目新しい点はあま...
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【ビジネスモデル篇】汎娯楽戦略における中国ネット文学のポジションとは

【歴史背景篇】の【上】、【下】では中国ネット文学の発展の過程を2015年の“閲文集団”の誕生の過程までを振り返りお話ししてきました。 現在の中国ネット文学でシェアNO.1を走り続けている閲文集団ですが、これまでの、特に昨今の...
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【歴史背景篇】中国ネット文学市場と発展の骨格を解説(下)

(上)でお話ししたのは、1990年代後半から00代前半までに多くのBBSやサイトが出現、しかしネット文学へ課金する概念はまだ薄く、ただヒット作品だけはどんどん現れ続けている状態だった事です。其れからどんな状況になったのか、本日お話ししてき...
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【歴史背景篇】中国ネット文学市場と発展歴史の骨格を解説(上)

日本でもし少しでも中国のコンテンツ業界と仕事上関わりが有る方がいたら、多かれ少なかれ、中国ネット文学について耳にした事はあるかと思います。でも多分“あ~読者お多いね〜”とぽわ~んと曖昧な印象の方の方が多いと思うので、今回は読者目線で時代背...
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【中国アニメ】2020年夏クールで注目すべき新作アニメ 【恋とプロデューサー】【凡人修仙傳】

『恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~(恋与制作人)』 7月15日放送配信が開始するMAPPA制作の本作で私が注目している点は、テンセント動画で独占配信される事です。 元々、本作のスマホゲームは2017年の年末に着せ替え系...
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【お耳の経済👂】 中国音声コンテンツ配信サービス

iiMedia Researchによるデータでは、2019年中国オンライン音声市場のユーザー数は4.89億人を突破。2020年、その規模は5.42億人にまで膨れ上がると予想されています。 確かに、いち北京暮らしの中国人会社員の立場か...
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